【畜養ウニを首都圏へ】畜養ウニ21日から首都圏へ本格出荷 出荷を前に業者が現地視察 岩手・久慈市
ウニの蓄養事業に取り組んでいる岩手県久慈市で首都圏への本格的な出荷が始まるのを前に20日、出荷先の販売業者が現地を視察しました。
久慈市の麦生漁港では、漁港内でウニを育ててから出荷する蓄養事業が4年前から行われています。これまでバスや新幹線などの公共交通機関を利用して首都圏に流通させる試験を行ってきましたが、21日から首都圏へ本格的に出荷を始めます。
この日は販売を手掛けるスーパーマーケットの担当者が現地を訪れ、ダイバーによるウニの捕獲の様子や、殻むき作業を見学しました。
オオゼキ鮮魚部門 大畑雄太チーフ
「おいしそうですね…率直に」
スーパーの仕入れを担当する大畑さんは久慈市の出身です。久慈のウニを首都圏で販売することでふるさとのPRになればと話します。
オオゼキ鮮魚部門 大畑雄太チーフ
「お客様にこの商品の良さ、あと希少価値を伝えて販売する。それによってこの久慈市を知るきっかけになって観光や旅行に来ていただければ一番いいなと考えております」
「蓄養ウニ」は瓶詰めされたものが1本7000円から8000円で販売され、年内いっぱい出荷されるということです。