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「長引く避難に心の支え」ドジャーズ・佐々木朗希投手から支援物資<大船渡・山火事>

2025年3月4日 18:49
「長引く避難に心の支え」ドジャーズ・佐々木朗希投手から支援物資<大船渡・山火事>
大船渡山火事はあす(5日)で発生から1週間となる中、その被害は拡大している。
避難生活が長引く中、大船渡市には全国から多くの支援物資が集まっている。

<リポート 瀬川裕大>
「こちらの体育館には、全国各地から集まった支援物資が続々と集まっています」

大量の段ボール箱が積まれていたのは大船渡市民体育館。日用品や毛布といった支援物資を避難所に配布する拠点となっている。

<大船渡市 多田 宗 係長>
「物資は全国の皆さんから大量にいただいて、備蓄できている」

支援物資のなかには地元・大船渡高校を卒業したドジャースの佐々木朗希投手から送られたものも。災害見舞金1000万円と寝具500セットだ。
佐々木投手の母校・猪川小学校の避難所では、14年前と同じように厳しい寒さの中で避難生活を送る人がいる。

<大船渡市教育委員会 新沼 巌 さん>
「震災と同じ時期にさしかかって、非常に当時を思い起こすような寒い日が続いていて、布団を支援をいただいてありがたくて。物としてもそうだし、そういった支援をしてくれる朗希選手の存在が心の支えになるなと考えている」


<避難生活者>
「朗希君のプレゼントありがとうございます。」
「ただただ、ありがたい。それに尽きる」
「若者が私たちの災難をいち早く復活させようという気持ちを持ってくれるのは素晴らしい」

佐々木投手から贈られた寝具は各地の避難所に届けられたほか、佐々木投手のふるさとである陸前高田市では、NPО法人の呼びかけで店舗や事業所が募金を行っている。

<中華食堂熊谷 熊谷 茂樹 店主>
「3月を迎えてただでさえ重い感じのところに、さらにこの災害が起きて、大変な思いをしている人がいるということで、少しでも協力できたらいいなという」

募金を行う飲食店には、大船渡から陸前高田に避難している人が訪れていた。

<大船渡から避難する人>
「ものすごくありがたいと思います。感謝の言葉しかありません、助かります。」
最終更新日:2025年3月4日 19:39
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