【火災続く】二戸市で住宅全焼1人遺体で見つかる 人が亡くなった火事はことし7件目 亡くなった人の多くは高齢者
火事が続いています。18日未明、二戸市の住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。死者の出た火事は、ことし7件目となります。
火事があったのは、二戸市金田一の農業・五日市シマ子さん73歳の住宅です。
警察などによりますと、18日午前5時半ごろ、通行人から「建物が燃えている」と消防に通報がありました。
火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、住宅1棟が全焼するなどし、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
火事のあと、この家に1人で住む五日市さんと連絡が取れていないことから、警察は、遺体は五日市さんの可能性もあるとみて身元の確認を急いでいます。
ことしに入って県内で死者が出た火事は、これで7件目。すべて夜9時ごろから未明の間に起こっていて、亡くなったのは多くが高齢者の1人暮らしか、高齢者だけの世帯です。
盛岡地区広域消防組合 佐藤雅史消防司令
「就寝中に火が出てしまうのが怖い所なので、火の元を確認して寝ていただくとかそういうところを心がけるのが大事」
盛岡地区広域消防組合では、住宅用火災報知器の設置や点検を呼びかけています。