岩手県盛岡市では大地震を想定した「シェイクアウト」という防災訓練が行われました。

　原記者の取材です。

「シェイクアウト」は毎年9月1日の「防災の日」に合わせて行われています。

　ことしは4日午前11時に一斉に行われ、盛岡市内では228団体2万人あまりが訓練に参加しました。

　このうち、盛岡市立津志田小学校でも全校児童およそ750人が参加。

　始めに地震でどのようなものが倒れてくるか、窓際はガラスが散乱して危ないこと、地震が起きたら頭を守るということを学びました。

　「地震です。地震が発生しました」

　（頭隠す）

　みんな素早く机の下にもぐり、命を守る行動を取っていました。

　女子児童
「先生から教えてもらったダンゴムシのポーズをしっかりできたので本当に地震が来ても 素早く行動できるようにしたい」

　男子児童
「(家族とは)避難する場所とか避難するときに持っていく物とか準備したりしている」

　女子児童
「(家族とはまだ防災の話を)していない。なのでこれから話していこうと思う」

　津志田小学校によりますと、8月下旬、盛岡市で発生した記録的大雨の災害では学校近くの道路が冠水する被害がありました。

　このため、児童たちの間でも防災について関心が高まっていて、引き続き命を守る防災訓練をしていくということです。