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【債権者説明会】破産申請した「ホテル大観」運営会社 10月末までに事業引き継ぐ方針 岩手・盛岡市

2024年9月10日 16:10
【債権者説明会】破産申請した「ホテル大観」運営会社 10月末までに事業引き継ぐ方針 岩手・盛岡市

 8月に破産の申請を行った盛岡市の温泉旅館「ホテル大観」の運営会社が10日、債権者説明会を開き、10月末までに事業を引き継ぐ方針を示しました。

 盛岡市繋の温泉旅館「ホテル大観」の運営会社「株式会社大観」は、コロナ禍で経営が悪化し、8月、東京地裁に破産手続き開始の申立てを行いました。

 代理人の弁護士によりますと、非公開で開かれた10日の債権者説明会には、およそ80人が出席。

 大観側が破産に至った経緯を説明したほか、事業を引き継ぐスポンサーを来月末までに決めていく方針を示しました。

 これに対し、債権者から反対の声は出ず、「早くスポンサーを決めてほしい」などという意見が上がったということです。

 スポンサーについては、旅館の再生を手がける東京の官民ファンドが支援の意向を示していて、大観側は全従業員およそ90人の雇用の継続を求めています。

    テレビ岩手のニュース