デジタル業務に特化 延岡市に就労支援事業所開設へ
宮崎県延岡市にデジタル業務に特化した就労支援の事業所が開設されます。障害者などの就労機会の創出につながると期待されています。
延岡市に開設されるのは、デジタル業務に特化した就労継続支援A型事業所を運営するVALT JAPAN DICの国内3カ所目の事業所です。
18日は、テープカットなどを行い、開設を祝いました。
この事業所では、精神障害者を中心に障害や難病がある人を雇用し、首都圏などの企業から受託した画像や動画の編集、文章の校正などの仕事をしてもらいます。
事業所の利用者には、最低賃金以上の給料が支払われ、将来的には一般企業への就職も支援します。
事業所で働くには、障害福祉サービス受給者証が必要で、週20時間以上働けるなどの条件があります。
(VALT JAPAN DIC 小野貴也社長)
「(国内に)障害・難病のある就労困難者が約1500万人いると言われています。活躍できる方々が今できていないというこの社会問題を、一気に早期に解決ができるという期待をもって開所しました」
事業所は3月1日に開所し、1年目は20人、2年目以降は40人の雇用を目指していくということです。