最上町の最上小国川で地元の子どもたちがアユのつかみ取り 炭火焼きで味わう
アユ釣りの名所として知られる山形県最上町の最上小国川で16日、地元の子どもたちがアユをつかみ取りしたり、炭火焼きで味わったりする特別授業が行われました。
この特別授業は、子どもたちにアユの生態を知ってもらいふるさとの川を大事にしてもらおうと、最上町立大堀小学校で毎年行われています。
3年生7人が参加した授業では、小国川漁協の協力のもと、最上小国川の一部をせき止めて作ったいけすに、およそ50匹のアユが集められました。そして、体長20センチほどに成長したアユのつかみ取りを体験しました。子どもたちはことし5月に稚アユの放流も行っていて、この2か月間の成長を確認しました。
「とれたー!かわいい!」「みて! すごいアユ!めちゃでかすぎる!」
捕まえたアユはその後、炭火焼きにされ、子どもたちはおいしそうにほおばっていました。
「アユがおいしかったしょっぱくておいしかった」「おいしかったしたまご はいっててうれしかった」「つっていえでたべられるのがしあわせ」
参加した3年生は、最上小国川の自然について学習したレポートを作成して、発表する予定です。