「感謝の言葉」絵馬に込め 夫婦の絆を深める 山形・熊野神社で夫婦感謝祭
11月22日は語呂合わせで「いい夫婦の日」です。山形市の神社では夫婦が日頃の感謝の気持ちを伝え合う「夫婦感謝祭」が開かれました。
山形市六日町の「熊野神社」です。こちらに植えられている樹齢500年以上の「夫婦欅」は夫婦円満の象徴として知られています。いい夫婦の日のこの日、神社では夫婦感謝祭が開かれ、10組を超える夫婦が神事に出席しました。
山川麻衣子アナウンサー「あちらにある巨大な絵馬に夫婦の皆さんがそれぞれへの感謝の思いを書いています」
佐藤夫妻(結婚22年)(Q.何と書きました?)「日々一緒に過ごせることに感謝しこれからも双宿双飛で」(夫婦円満の秘訣は?)夫「会話も大事だしけんかもたまにする。すぐ仲直りすること」妻「私は常日頃から夫に自分の気持ちを伝えている。好きですとか。全部好きです」
佐藤夫妻(結婚48年)(夫婦仲良くしてますか?)夫「そんなことはない」妻「毎日孫が来るのでそれで忙しくしている」(ここは直して欲しいなというところは?)夫「いっぱいありすぎて…それを言うとけんか始まる」妻「突っつくように言ってはだめだものね。お互いかばい合いながらまず健康にできたらいいと思っている」
政野夫妻(結婚50年)(結婚されて何年?)夫「50年になるところ。金婚式は来年」妻「普通に仲がいい」夫「けんかしながら。けんかするほど仲がいいというからね」妻「けんかは必要だと思いますよ。ある程度のけんかは必要。おすすめです」
阿部夫妻(結婚62年)「私88歳。こっち87歳。25と24の時に結婚しまして62年です。2人で若い時から商売を自営でやってきたから生活だけでなく仕事が一緒だから戦友みたいなものでとにかくいないとやっていけない。お互い元気でいることが何よりの目標」
出席者たちは普段なかなか言えない感謝の気持ちを絵馬に託し伝え合っていました。