庄内地域伝統の小正月行事「どんど焼き」 正月飾りやだるまを焚き上げ・山形
鶴岡市の荘内神社で15日夜、小正月の伝統行事・「どんど焼き」が行われました。
どんど焼きは、縁起物を焼いた煙で身体を清めて新しい一年の無病息災を願う正月行事です。鶴岡市の荘内神社では小正月の1月15日に行っています。15日夜は、だるまや正月飾りなど約3000の縁起物を火で焚き上げこれまでの感謝とことし1年の無事を祈りました。雪が舞う中、集まった人たちはスルメや昆布をどんど焼きの火であぶり、新しい1年がよりよい年になるよう願いながら食べていました。
「コロナも終わったので楽しい年にしたいと思う」「去年から新しい仕事を始めたのでもっとひとりで出来ることを増やせるように頑張って勉強していきたいと思う」
どんど焼きは、燃え上がる炎が高いほどその年が豊かになるとの言い伝えがあります。参加者たちは、夜空に高く上るどんど焼きの火を見つめていました。