縁起物の初あめやカブ、だんご木ずらり…約400年前から続く山形市伝統の「初市」にぎわう
山形市で10日、新春恒例の初市が開かれ、午前中から縁起物などを買い求める多くの人で賑わっています。
山形市の初市は、およそ400年前の江戸時代初期から続く伝統行事で、豊作や商売繁盛、無病息災を願う縁起物の初あめやカブ、だんご木などが並びます。去年から引き続きことしも通常開催で実施され、10日は山形市中心部の十日町から七日町までのおよそ1キロの目抜き通りに150の露店が並びました。販売開始時間の午前10時を過ぎると市内外から訪れた人たちがさっそく縁起物を買い求めていました。
買い物客「(何を買った?)カブです。やっぱり縁起物だからカブとか初あめを買おうと思う。1年いい年になるように」
初市は10日午後5時まで開かれていて、山形商工会議所によりますと、去年と同じく15万人から20万人の人出が見込まれています。