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「仕事がなく金に困ってやった」 白鷹町の郵便局強盗事件 逮捕された男が供述

2024年9月27日 19:03
「仕事がなく金に困ってやった」 白鷹町の郵便局強盗事件 逮捕された男が供述

白鷹町の簡易郵便局から現金100万円が奪われた強盗事件で、逮捕された65歳の男が警察の調べに対し、動機について「仕事が無く金に困ってやった」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

この事件は、山形市上町4丁目の大工・杉沼武志容疑者(65)が、9月12日の午後2時45分ごろから49分ごろまでのおよそ4分間に、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に押し入り、70代の女性局長に刃物を向けてリュックサックを示し「これに金を入れろ」などと脅して現金100万円を奪った疑いです。
杉沼容疑者は容疑を認めていて、捜査関係者によりますと、動機について「ことしの6月から仕事がない状態となっていて、金に困って犯行に及んだ」などと供述しているということです。
杉沼容疑者を知る人によりますと、杉沼容疑者は山形市内の工務店に長年勤めていましたが、勤務先が1、2年ほど前に廃業したため、その後は個人で大工の仕事をしていたということです。また、関係者によりますと、杉沼容疑者が犯行後、逃走する際に女性局長に対し「警察に言うな。言ったら仕返しをする」と脅していたことがわかりました。女性局長は恐怖を感じ、警察への通報は事件発生からおよそ30分後でした。警察は、杉沼容疑者が白鷹簡易郵便局を狙った理由などを調べています。

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