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強盗発生から10日余り…65歳の大工の男を逮捕、住民は「毎夜こん棒を枕元に」

2024年9月23日 20:20
強盗発生から10日余り…65歳の大工の男を逮捕、住民は「毎夜こん棒を枕元に」

白鷹町の簡易郵便局に今月12日、刃物を持った男が押し入り、現金100万円を奪った強盗事件で、警察は23日、山形市に住む65歳の大工の男を逮捕しました。警察の調べに男は容疑を認めているということです。

近くの住民「(実はさっき容疑者が捕まったんですが…)えっ!そうなんですか!ほんとに! 安心しました・・・」

強盗の疑いで逮捕されたのは、山形市上町4丁目の大工・杉沼武志容疑者(65)です。

警察の調べによりますと、杉沼容疑者は今月12日午後2時45分ごろから49分ごろの間に、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に押し入り、70代の女性局長に刃物を向けてリュックサックを示し「これに金を入れろ」などと脅して現金100万円を奪った疑いです。

犯行後、杉沼容疑者は現場から逃走していましたが、警察が郵便局の防犯カメラや付近を走行する業者のドライブレコーダーの解析などを進めた結果、浮上したということです。警察は23日朝、自宅にいた杉沼容疑者に任意同行を求めて事情を聴き、容疑が固まったため、逮捕しました。容疑について認めているということです。

警察のこれまでの調べでは杉沼容疑者は犯行後、車で逃走したとみられています。

古川記者リポート「事件の発生から10日余り、容疑者の逮捕に周辺住民からは安堵の声が聞かれました」

近くの住民「(逮捕されるまでは)すごく心配で。高齢者にもなってきていたので。しかも1人暮しだからもう怖くて日中(家にいても)鍵をかけていた。夜は枕元にこん棒のようなものと懐中電灯を置いて寝ていた。そうしないと怖くて」

警察は動機などについて追及する方針です。

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