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冬季間の人的被害は山形県内で初めて 鶴岡市の山中で70代男性がクマに襲われけが

2025年2月6日 16:33
冬季間の人的被害は山形県内で初めて 鶴岡市の山中で70代男性がクマに襲われけが

6日午後、鶴岡市の山で70代の男性がクマに襲われ、頭や腕にけがをしました。クマによる冬の時期の人身被害は、山形県内で初めてだということです。

警察と消防によりますと、6日午後2時20分ごろ、鶴岡市少連寺の山で、イノシシ狩りをしていた市内の70代の男性が腕を噛まれたと、知人の男性から119番通報がありました。男性は左腕と頭にけがをして病院に搬送されました。意識はあり、会話も可能だということです。現場は少連寺公民館から北東に1キロほどの山中で、警察などが付近の警戒にあたっています。
県によりますと、12月から3月までの冬の期間に県内で発生したクマによる人身被害は、記録が残る1977年以降で初めてということです。
県内では2月に入り、新庄市や酒田市でクマの目撃が相次いでいて、県は出没情報があった場所に近づかないことや、万が一、遭遇した場合は落ち着いてゆっくりその場から離れることなど注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年2月6日 20:53
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