鶴岡市で最高気温30度超える真夏日 4地点で4月の観測史上最高 暑さ対策しながらの花見に
山形県内は15日、高気圧の影響で全域で晴れ、日中の最高気温が鶴岡市で30度を超える真夏日となるなど、ほとんどの観測地点でことし最高を記録しました。酒田や大蔵など4地点では4月の観測史上最高の気温となりました。
中川悠アナウンサー「山形市の馬見ヶ崎川にやってきました。雲一つない青空。日差しが燦々と降り注いでいます。手元の温度計は32度を超えました。暖かいを通り越して非常に暑いです。じっとしているだけでも汗ばんできます」
県内は高気圧に覆われ、各地で晴れとなり気温が上がりました。午後3時現在の日中の最高気温は、鶴岡が30・2度、酒田が29.9度、小国が29.7度、山形市が28・9度などと各地で5月上旬から8月上旬並みの暑さとなりました。酒田や酒田市浜中、金山、大蔵村肘折では4月の観測史上最高の気温となりました。また、県内22ある観測地点のうち鶴岡市鼠ケ関を除くすべてで今年最高を更新しました。
こうしたなか、山形市のサクラの名所馬見ヶ崎川河川敷では、堤防沿いに並ぶおよそ200本のサクラが見ごろを迎え、多くの花見客でにぎわっていました。
「暑いね。花見の時点でこんな半袖着るとは思っていませんでした」いかがですかこの暑さの中「いいね、おいしいね」「暑いからこそ楽しい」
「ことしは過去にないくらい最高。暖かさとサクラの満開の時期がちょうど重なったみたい。常にクーラーボックス持って水分とか保冷剤とか」
汗ばむ陽気のなか、河川敷には半袖のシャツを着たり、小まめに水分補給をしたりして、暑さ対策をする花見客の姿が見られました。
こちらのグループは、日陰になっている橋の下で宴会です。
「暑いし日焼けしちゃうのでここで」「服装間違えました。気温を見ないで出てきちゃった。思っていた以上の暑さ」「小さい子の肌なので弱いから日焼け止めを塗ってきたのと水分を多めに・・・」
中には、テントの中から花見を楽しむ人たちもー。
「日よけ帽子被るよりもいいかなと思って風も後ろから来る。きょうは暑くなると思って保冷バッグに入れてきた」
訪れた人たちは暑さのなかでも、工夫をこらして花見を楽しんでいました。
山形県内は16日も高気圧の影響で晴れる見込みです。花見など外出の際には体調管理や暑さ対策への注意が必要です。