「ご先祖様あっての今」…彼岸の中日 雨の中でも墓参りに多くの人 山形市
20日は春分の日、そして、彼岸の中日です。山形市の寺には雨の中、墓参りに訪れる人の姿が見られました。
彼岸は、「春分の日」と「秋分の日」の前後3日間をさし、墓参りなどで先祖を供養して感謝を捧げる期間とされています。
山形市で多くの寺院が立ち並ぶ通称「寺町」にある正願寺では、午前10時ごろから雨が降り始めましたが、朝から多くの人たちが墓参りに訪れ、花を手向けると静かに手を合わせていました。
墓参りに来た人「春と秋の彼岸には間違いなく(墓参りに)来る。ご先祖様あってのいま。家族みんなが無事でありますようにとご先祖様もゆっくりお休みくださいとお参りした」
20日朝の山形県内は、各地とも気温が上がらず、20日午前11時現在の最高気温は、米沢4.0℃、鶴岡3.9℃、山形3.0℃、新庄1.9℃などとなっています。これからの県内は、全域で雨や雪が降る所が多くなる見込みです。彼岸の期間中、正願寺には、およそ3000人が墓参りに訪れるということです。