昨年度、山形県内で新たに農業に従事した人は378人で過去最も多かったことが分かりました。新規就農者数は8年連続で東北で1位となっています。

県の調査によりますと昨年度の県内の新規就農者数は378人で前の年より20人増え、調査を開始した1985年以降最も多くなりました。8年連続で東北1位です。
378人中、女性の新規就農者は86人でした。年代別では20代以下が134人、30代が27人、40代が23人などとなっています。
また作物別では野菜が最も多く105人、次いでコメが97人、果樹が87人などとなっています。新規就農者が増加した理由について県は就農に関する相談を継続して受け付けるワンストップ窓口の開設や、必要な農業機械の導入支援など県独自の施策に取り組んできた結果と分析しています。