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「夢のお店屋さん」をイメージし内装を考案 小学生が「空間デザイン」を体験

2024年10月21日 18:07
「夢のお店屋さん」をイメージし内装を考案 小学生が「空間デザイン」を体験

小学生が自分たちにとっての「夢のお店屋さん」をイメージして店の内装などを考え、「空間デザイン」について体験するワークショップが17日山形市で行われました。児童たちはユニークなアイデアで鮮魚店や駄菓子店などをデザインしました。

このワークショップは、空間デザイナーや照明器具メーカーなどの社員らでつくる日本商環境デザイン協会、通称JCDが、子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらおうと全国で実施していて、県内では初めての開催となりました。
この日参加したのは、山形市立第九小学校3年生の児童74人。自分たちが作りたい「夢のお店屋さん」をテーマに、店の内装などを作るときに制作する10分の1のサイズの空間模型づくりを体験しました。
模型はプロが実際に使っている材料を使用し、事前に書いた設計図を基に制作します。

「駄菓子屋さんの壁を作ってる。 アイスが壁にあるみたいな」
「またこういう光景みたいなとかまた食べたいなとかまた来たいなって思ってもらえる場所にしたい」
児童「海をイメージしてる。海の水色が特徴。魚が好きな人とかいろんな人に来てほしい」
JCD 会員「子どもたちの発想はすごく自由。使う材料や装飾など、カチカチの価値観がストレッチされる」
児童「できました!!」「もうほとんど完成」

ワークショップ開始からおよそ2時間後、子どもたちのユニークなアイデアがあふれる鮮魚店や駄菓子店、スポーツ用品店などのイメージが完成しました。

児童「最初は設計図から始めたけど、設計図がこんな風になるなんてすごいなと思った」
児童「難しかったけど楽しかった。大きい材料を初めて見てすごかった」
JCD 会員「楽しんでこういう体験が、いい思い出になってほしい。将来的に店舗設計のデザイナーになる子供たちが1人でもいてくれたら幸せ」

ワークショップを企画したJCDは「今後も山形県内で開催し子どもたちの創造性を伸ばしていきたい」と話しています。

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