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夏の登山シーズンを前に県消防防災航空隊と山形市消防本部が合同訓練 連携を強化

2024年5月31日 18:08
夏の登山シーズンを前に県消防防災航空隊と山形市消防本部が合同訓練 連携を強化

夏の登山シーズンを前にヘリコプターで上空から救命活動を行う山形県消防防災航空隊と山形市消防本部が、お互いが連携して円滑な救助活動を行うために31日、山形市で合同訓練を行いました。

訓練に参加したのは、県消防防災航空隊と山形市消防本部の隊員およそ20人です。この訓練は、県内12ある消防本部と航空隊が連携して救助活動ができるように行われました。山岳遭難や山火事などの事案が多発していることや、これから県内各地で夏山開きが予定されヘリを使った救助活動が多発することが予想されます。
訓練では始めに航空隊員が、上空からけが人を救助する際に使う、担架などの資機材の説明を行いました。そして消防本部の隊員が実際に救助の流れを体験し、ヘリに乗り込んで機材の位置を確認していました。

山形市消防本部 小関幸敬消防士長「なかなかヘリコプターが地上に着陸した状態で連携を図ることはないので今回のように救急隊員と航空隊員が顔を合わせながら資機材を共有できたのは良い収穫だった」
山形県消防防災航空隊 那須正人 副隊長「救助事案や遭難事案があった際は事前にどのような処置を救急隊員がしているか事前に情報を聞いてその情報を基に我々もどのように活動すればいいかプランを立てて活動できたらと思う」

県消防防災航空隊によりますと今後は8月ごろまで県内各地の消防本部と合同で訓練を行います。

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