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「無惨な茶色い焼け跡…山火事は怖いもの」 南陽市の山林火災現場を吉村知事がヘリで視察

2024年5月16日 18:42
「無惨な茶色い焼け跡…山火事は怖いもの」 南陽市の山林火災現場を吉村知事がヘリで視察

5月4日に南陽市で発生した大規模な山林火災など、山形県内ではこの春、山火事が相次いで発生しています。こうした中、吉村知事は16日、南陽市の山林火災現場などをヘリコプターで上空から視察し、発生防止に取り組んでいく考えを示しました。

4日、南陽市宮内の秋葉山で発生した山林火災は、およそ137ヘクタールを焼くなど、県内最大規模の山火事となりました。一方、高畠町安久津でも28日におよそ40ヘクタールを焼く火災が発生するなど県内ではこの春、山火事の発生が相次いでいます。
こうした中、吉村知事は南陽市と高畠町で発生した山林火災の現場をヘリで視察しました。
吉村知事はおよそ30分間、県の防災ヘリ「もがみ」で自治体の担当者らから説明を受けながら、南陽市と高畠町の火災現場を確認しました。
その後開かれた情報交換会では、各自治体から被害状況などが報告されました。吉村知事は、火災発生時の迅速な消火活動の実施のため県や自治体、自衛隊との連携が重要との考えを示しました。また、火災発生防止に向け県民への呼びかけを強化していくと述べました。

吉村知事「無残な茶色い焼け跡を目の当たりにしてやはり山火事は怖いものだと感じた。人災ということも無きにしもあらずだと思うので火を使う時は十分慎重にしてほしい」

県は5月末までを「山火事防止特別警戒期間」に設定し、火の取り扱いに注意を呼びかけています。

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