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出火原因や被害状況は 山形・南陽市の大規模山林火災の実況見分開始

2024年5月15日 12:36
出火原因や被害状況は 山形・南陽市の大規模山林火災の実況見分開始

5月12日に鎮火した南陽市の大規模山林火災について、警察と消防が15日から現場に入り、出火原因や被害状況などを調べる実況見分を始めました。

南陽市宮内の「秋葉山」で5月4日に発生した山林火災は、発生から9日目となった12日に鎮火しました。焼けた面積は137ヘクタールに及び、県内の山火事としては過去最大規模となりました。

また、この火事では70代の男性1人が足にやけどをしたほか、山小屋2棟やトイレなどが全焼する被害が出ています。

警察と消防は15日から、現場で出火原因や被害状況などを調べる実況見分を本格的に開始しました。

15日は午前8時半すぎに警察官や消防隊員などあわせて10人が山に入りました。火事によって焼けた範囲が広いため、実況見分には数日かかるとみられるということです。県内では今後も乾燥した日が続くとみられていて、消防は火事防止のため火の取り扱いに注意を呼びかけています。

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