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イヌやネコなどの動物を保護し新たな飼い主に引き渡す活動の拠点 三川町にオープン

2025年4月14日 8:26
イヌやネコなどの動物を保護し新たな飼い主に引き渡す活動の拠点 三川町にオープン

庄内地方で飼い主不明のイヌやネコなどの動物を保護し、新しい飼い主に引き渡す活動などを行う県の新たな拠点が、三川町にオープンしました。

この「庄内地区動物愛護センター」は、三川町横山地区に県が整備を進めてきたものです。これまで酒田市浜中にあった「庄内地区動物管理センター」を、機能強化して新築移転。ペットの適正な飼育について普及啓発を進め、保護されたイヌやネコを新しい飼い主へ譲り渡す取り組みのほか、災害時には被災した動物たちに対応する拠点となります。

県生活衛生課課長補佐 伊藤博喜さん「県では人と動物が共生できる社会を目指してこの動物愛護センターを設立しています。みなさんが飼われているイヌ・ネコも含めて適正飼養に心掛けて頂けるよう発信していきたい」

施設は、鉄筋コンクリート平屋建てで面積はおよそ120平方メートル、総工費はおよそ1億3千万円です。「ネコ収容室」が2部屋と「イヌ収容室」が1部屋あり最大でイヌが6匹、ネコが26匹の受け入れが可能です。
新しい飼い主への譲渡を進めるため犬や猫とのマッチングイベントや、事前の講習会のための多目的室も設けられました。防音防臭にも配慮し窓は2重サッシにしたほか換気扇も脱臭機能を持たせてあります。
新たにオープンした「庄内地区動物愛護センター」では16日動物たちの引っ越しが行われる予定です。最初の譲渡前講習会は5月中旬にも開かれる見込みです。

最終更新日:2025年4月14日 11:34
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