三川町で発生した火事 焼けたのは6棟計400平方メートルに拡大 作業小屋が火元か
山形県三川町で、8日未明に発生した火事は、作業小屋から出火して近隣の住宅などに燃え広がり、全焼などの被害が合わせて6棟に拡大していたことが分かりました。
この火事は8日午前3時前、三川町横山に住む76歳の男性の自宅敷地内から出火し、近隣にまで燃え広がったものです。
警察と消防のこれまでの調べによりますと、火元は男性所有の作業小屋とみられ、この火事で火元の小屋と近所の木造2階建ての住宅、それに物置小屋、合わせて3棟が全焼しました。
さらに男性の蔵が半焼し、男性の住まいや近隣の住宅の外壁などの一部が焼けました。被害は合わせて6棟に拡大し、焼失面積は合わせておよそ400平方メートルでした。
男性「作業小屋は色んな農機具の格納庫だった。おとといはねぎの皮むき作業や里芋の出荷作業の準備などをしていた」
警察などによりますと火元とみられる作業小屋には照明のほか、冷蔵庫やトラクターなどがありました。所有者の男性は7日夕方から夜7時ごろにかけて作業小屋の中で収穫したネギや里芋の出荷準備を行っていたということです。
警察と消防は引き続き、出火の原因などを詳しく調べています。