山形県産ラ・フランス販売開始 生育は順調で大玉傾向 基準日はこれまでで最も早く
山形県産ラ・フランスの販売が21日から一斉に始まりました。ことしは霜の被害も少なく、生育は順調で、大玉傾向だということです。
「本日からラ・フランス販売開始しております」
県産のラ・フランスは品質を揃えて販売するため、毎年、販売開始基準日が設けられています。ことしの基準日を迎えた21日、山形市の「ヤマザワ松見町店」では、県の職員が買い物客にカットしたラ・フランスを配り、旬の味覚をPRしました。
試食「毎年もらったりして食べているおいしいです」
試食「ラ・フランスは食べごろの時期が難しいがこのくらいだとおいしい」
県によりますとことしのラ・フランスは強風や霜による影響が少なく順調に生育し、販売開始基準日もこれまでで最も早くなりました。予想収穫量は不作だった去年を3割ほど上回るおよそ1万5000トンを見込んでいます。
県園芸大国推進課 小野寺玲子果樹振興主査「ことしは大玉傾向で糖度も高くいつも通り甘くておいしいラ・フランスを届けられると思う。ぜひ皆さんにおいしく食べてもらいたい」
このスーパーでは県産ラ・フランスの特設コーナーが設けられ、次々と客が買い求めていました。ことしの県産ラ・フランスの販売は12月まで続く見込みです。