山辺町で製造されたニット 町議会でPR 山形県内のシェア4割占める
山辺町で盛んに作られているニット製品をPRしようと、町長や町議会議員がニットを着用して臨む恒例の「ニット議会」が4日、始まりました。
中川悠アナウンサー「議員の皆さんの姿が見えました。非常にカラフルです。議場が明るくなりました。表情も和やかな雰囲気です」
町議会議員や職員が着ているのは、山辺町で製造されたニット。町は12月10日を「いつでもニットの日」と定め、毎年、町議会の12月定例会を「ニット議会」と銘打って開いています。
山辺町議会 遠藤真由美議員「一目ぼれしました。好きな色ばかりが散りばめられている。いつも議会は緊張するがニットで温かい気持ちになる」
竹俣朋 議員「すごく動きやすくて肩に力が入らないで自然体でできる。ネイルもニット柄をアレンジして。山辺のニットをPRするので指先からと思って」
安達春彦 山辺町長「議場に来る前に執行部みんなで被らないように色合わせをしようと集まった。そこまで意気込んできょうの議会に臨んだ」
そんな安達町長が選んだニットが…。
安達春彦 山辺町長「凹凸があってかわいいと思って。きょうは正式な場だがカジュアルにしてスニーカーを履いて臨んでいる。若者からニット離れをなくして全国にPRしたい」
町によりますと、現在、町内でニット製品を製造する企業は11社あり、県内のシェアは4割を占めているということです。このニット議会は6日も開かれます。