ニラの主力ブランド「達者de菜」が全国に 真室川町で出荷式 販売額10億円目指す
山形県の最上地方で盛んに栽培されている「ニラ」の出荷式が15日、真室川町で行われました。出荷されたのは主力ブランド「達者de菜」で全国に向けて栄養満点のニラが届けられます。
最上地方ではコメの減反に伴う転作として1980年ごろから栄養価が高いニラの栽培が始まりました。
JAおいしいもがみ管内の最上地方の7つの市町村では、今年度1688トン、額にして10億1100万円のニラの販売を計画しています。
真室川町で行われた最上地方産ニラの主力ブランド「達者de菜」の安全祈願祭では、生産者やJA関係者が参加し、玉串をささげて農作業の無事を祈願しました。
JAおいしいもがみにら生産者協議会 高橋清美会長「去年は夏の記録的な高温、干ばつにより出荷量が減少し残念ながら目標としていた販売金額10億円を達成できなかったことしこそは生産者一丸となり販売金額10億円達成に向け高品質安全生産に邁進していく」
続いて行われた出荷式では「達者de菜」を積み込んだトラックが参加者に見送られ出発しました。
ニラ生産者阿部一城さん「春のニラはみずみずしくとても甘味がある和・洋・中どの料理にもあうので皆さんにはたくさん食べてほしい」
最上地方特産のニラ・「達者de菜」は10月下旬まで主に関東地方や長野方面へと出荷されます。