山形市のラーメン消費額日本一3連覇 週末のイベントで華を添える 新潟市の団体も出店
去年1年間のラーメン消費額で山形市が3年連続で日本一に輝きました。週末に開かれたイベントには1位の座を争ったライバル・新潟の団体も出店。ラーメン文化の醸成が街の活性化につながっています。
この日、山形市のイベント会場は大雪に見舞われました。寒さを吹き飛ばすにはこれ、ですよね~!
「おまたせしました~」
2月8日の「山形市ラーメンの日」に合わせ、県内ラーメン店のキッチンカーが軒を連ねました。
お母さん「ちゅるちゅる大好き?」子ども「うん」
「きのう山形市が1位と聞いてじゃあ食べなきゃねって」
「おいしかったしょうゆラーメンが好き」
「無事3連覇となりましたありがとうございます」
去年1年間の1世帯当たりのラーメン消費額で山形市が3年連続の日本一に輝きました。
「ラーメンの聖地、山形市」を創る協議会鈴木敏彦会長「我々ラーメン店・業者・市が一体になってやってきた結果」
一方の新潟市、2021年のラーメン消費額で1位に輝いたライバルです。しかし今回は6000円余りの大差をつけ、山形市が圧勝。結果を見守るため集まった新潟のラーメン店の店主たちは落胆の表情を見せていました。
新潟拉麺協同組合石黒純一代表理事「一生懸命ラーメンを盛り上げようと頑張ってきたがまだ力及ばす 残念です」
「来年こそはー」新潟のラーメン店の店主たちはリベンジを誓っていました。
「新潟ラーメンいくぞ!」
奪還を狙う新潟、4連覇を目指す山形市。山形市民の「ラーメン愛」はさらに熱を帯びています。
「新潟に追い越されないで来年も1位を取ってラーメンをいっぱい食べていきたい」
「ラーメン好きなのでまた家族で出掛けて食べに行きたい」
日本一を維持するため、官民挙げた取り組みにも活発化しています。その一つがラーメン関連グッズの販売です。
おもてなし山形 事業部横倉 穂香さん「透明感のなかに『山ラー』の文字が映える美しいデザインのグラスです」
山形市はラーメンの魅力をさらにPRしようと市内ラーメン店の有志と協議会を設立。『山ラー』の愛称で地元企業とタッグを組みグッズを展開しています。「山ラーフェア」でも販売ブースが登場し、多くの人が買い求めていました。
「グラスとキーホルダーを買ったグラスにビールを注ぎたい」
佐藤孝弘・山形市長「いい流れに入っている。この流れに勢いをさらにつけて『山ラー』グッズの発売など新たな取り組みをしている。積み上げてさらに盛り上げたい」
イベントの開催にグッズ展開、山形市民のラーメン愛は今後さらに盛り上がりを見せそうです。