キャベツ600円→200円 トマトじわり値上げ 野菜の値段の乱高下続く 山形市内のスーパーで聞く
野菜の価格が大きく変動しています。山形県内のスーパーで4月まではキャベツの価格が高騰。5月に入り落ち着いたものの今度はトマトの価格が上がっています。乱高下する野菜の値段。28日、山形市内のスーパーで現状と見通しを取材しました。
山形市の「フードセンターたかき」南原店です。
たかき南原店大津保敬 店長「かなり仕入れ値が上がったり下がったりで乱高下している状況。例えばキャベツは4月に1玉600円まで上がったが5月に入り200円から250円前後で売っている状況。」
「たかき」南原店での価格の推移です。4月、最大1個600円まで上がったキャベツは、入荷が増えて落ち着き、現在は、200円から250円前後。一方、3か月前は150円だったブロッコリーは、4月は398円まで上がり、現在も下がっていません。さらにトマトは、5月、1個100円から120円で販売していましたが、現在は、158円とじわじわと上昇しています。
そのトマトは今、栃木や熊本から入荷していますが…。
たかき南原店大津保敬 店長「やはり、異常気象が影響していると思う。産地の2月、3月の気温が高くて出荷が早まってしまって今、物が無い状況。入荷が少なくて相場が上がっている」
乱高下している野菜、買い物客は?。
買い物客「高いと思うのはキャベツこれで安い方安い時ばっかり狙って来て」
中川悠アナウンサー「どんな物で代用してますか?」
買い物客「モヤシとかホウレンソウが安い時はホウレンソウと合わせて工夫している」
こちらの買い物客は、キャベツの代用にと買ったのがレタス。
買い物客「この前お鍋にしたレタスに豚バラを乗せて蒸してポン酢で食べる」
店内では、こうしたキャベツの代用品を使ったレシピを紹介したり、野菜を半分にカットして価格を抑えるなど、客が野菜を採りやすくする工夫をしています。一方で‥。
中川悠アナ「様々な野菜の値段が高騰する中でお買い得なのがキュウリです。4本入りといったこうした物を買われる方が多く見られます」
キュウリのほか、ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜、そして、キノコの価格が安定していて買い求めやすい食材だということです。
たかき南原店大津保敬 店長「今は予想がつかない状況で突然値段が上がったり下がったり激しいので見込みが立たない。地物が出てきて少し下がってくることを期待している」
野菜価格が不安定な状況はまだ続きそうです。