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西川町の料亭で400体のひな人形展示 300年前から現代まで一堂に ひな膳料理も提供

2025年3月10日 16:51
西川町の料亭で400体のひな人形展示 300年前から現代まで一堂に ひな膳料理も提供

江戸時代から伝わる貴重なひな人形およそ400体が並ぶひな祭りが今、山形県西川町の料亭で開かれています。

西川町の料亭・玉貴では、毎年、桃の節句の前後に300年前から現代までのひな人形、およそ400体を展示しています。
江戸中期の享保年間から流行が始まったといわれる享保雛です。能面のような面長の顔と厚みのある衣装の優美で格式高い姿が特徴です。こちらは京都の人形師の名前を冠した「次郎左衛門雛」です。丸い顔が特徴で、展示されているものは女びなだけだなく男びなの衣装も紅染めになっています。
ほかにも京都御所の紫宸殿を模した「御殿飾り」や公家や護衛など、様々な身分のひなも展示され平安時代の宮中の様子を楽しむことができます。

訪れた人「こんなにおひな様が飾られているのを見るのは一生で初めて。感動した。自分がおひな様になったような気分でうれしかった。」「時代ごとの背景やベニバナの色などに感動」

玉貴・若女将阿部清美さん「女性がお腹に子どもを授かったときからの子どもを大切に育んできた気持ちを飾ってある。家族の節目におひな様を愛でてほしい」

西川町の料亭・玉貴のひな祭りは4月中旬まで、期間中は春の食材を用いたひな膳料理も提供しています。

最終更新日:2025年3月10日 19:39
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