母校の人工芝生化へ 日川高同窓会が5000万円寄付 部活動を応援 山梨県
グラウンドの人工芝生化へ“先輩”が一役です。
日川高校の同窓会は25日、人工芝生化の費用として県などに5千万円を寄付しました。
日川高校は創立120周年事業の一環でグラウンドの人工芝生化を目指していて、県がクラウドファンディングなどを利用して寄付を呼びかけています。
25日は日川高校同窓会の芦沢薫会長ら6人が県庁を訪れ、5000万円の目録を長崎知事に手渡しました。
5000万円は同窓会が部活動の応援のために1986年から積み立てていたということです。
日川高校同窓会 芦沢薫 会長
「1986年からということで相当多額になっている。大勢の同窓生の思いが詰まった寄付金ということをぜひご承知ください」
これに対し、長崎知事は…
長崎知事
「みなさまから大変熱い思いをいただき、県としてもしっかりやろうと。寄付はたいへん大きな弾みになるのは疑いようもない。日川高校の魅力をさらに高めたい」
県によりますと、3月末時点で約2440万円の寄付があり、今回の5000万円と合わせて目標額の達成率は57・2%になったということです。
日川高校のグラウンドの人工芝生化は来年度の事業化を目指していて、寄付は10月まで受け付けています。