「ツキヨタケ」食べ食中毒 男女3人が症状訴え 知人からもらい自宅で調理 山梨
県は27日、毒キノコの「ツキヨタケ」を食べた男女3人が食中毒になったと発表しました。毒キノコによる食中毒は今年初です。
食中毒になったのは峡東保健所管内に住む50代の女性と20代の男性2人です。
県によりますと、3人は26日に知人からもらった野生のキノコを自宅で調理し夕食で食べたところ、吐き気やおう吐の症状を訴えて医療機関を受診しました。
連絡を受けた保健所が調べたところ、3人が食べたのは毒キノコの「ツキヨタケ」だったため、ツキヨタケを原因とする食中毒と断定しました。3人は入院には至らず、すでに快方に向かっているということです。
ツキヨタケはヒラタケやシイタケと似ている毒キノコで、県は「食用キノコの判別には十分な知識を持って行ってほしい」としています。
最終更新日:2024年9月27日 19:25