夏休み中の小中学生がパソコンゲームを通じてお金の知識を学ぶイベントが1日、甲府市で開かれました。

　参加した子どもたちは勇者となり、お金の力で魔王討伐に挑戦しました。

　このイベントはゲームを通してお金にまつわる知識や仕組みを学んでもらおうと山梨中央銀行が企画したもので、夏休み中の小中学生24人が参加しました。

　ゲームの内容は、勇者となった参加者がコインを集めて伝説の剣を手に入れ、平和を脅かす大魔王を倒すというものです。

参加した子ども
「よっしゃ！40コイン」

　ただし、コインは仕事や投資などで効率よく増やす必要があります。

参加した子ども
「チューリップを買って5分後に来てと言われたが、あげる気がなくなったと言われ裏切られた…」

　中には“詐欺被害”に遭い、コインを減らしまう勇者も…

　ほかにもお金を借りるとローンの金利でコインが減ったり、 冒険で見つけたお宝を高く売ってコインを得たりする演出もあり、参加した子どもたちはゲームを通してお金の流れや仕組みを楽しみながら学んでいました。

参加した子ども
「お金のことをしっかり学べて楽しかった」「少しでもお金に興味を持ってもらって大きく成長してもらいたい」

　イベントを企画した山梨中央銀行では「お金の存在を身近に感じ、日常生活にも生かしてもらいたい」としています。