「友達になりたい」と“日本人女性”にだまされ…40代男性が1000万円被害 山梨

日本人女性の名前のアカウントからSNSにメッセージが届き、投資を勧められた40代男性が1000万円相当の暗号資産をだまし取られました。
詐欺被害にあったのは昭和町に住む40代の自営業男性です。
警察によりますと、男性は今年1月中旬、SNSに「共通の趣味を持っている。友達になりたい」などとメッセージが届いたことから、日本人女性の名前のアカウントの相手と連絡を取り合うようになりました。
その後、共通の趣味や仕事の話などでメッセージのやり取りを重ねて親近感を抱いたころ、相手から「叔父から学んで利益が出ている」などと暗号資産への投資を勧められました。
話を信じた男性は指示された投資アプリや暗号資産取引所のアカウントなどを登録。50万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信したところ、アプリ上に利益が出ているかのように表示されました。
男性はその後も4回にわたり計950万円相当の暗号資産を送信。アプリに表示された利益を引き出そうとしたところ、「認証金を支払う必要がある」などと言われたことから不審に思い、被害に気付きました。