目指せ回遊率アップ!都留市の学生がサイクリングマップ作成 山梨県
都留市の大学生が観光客の市内の回遊率アップを図ろうと、サイクリングマップを作成しました。
英語版もつくり、インバウンド客の取り込みも見込んでいます。
このサイクリングマップは都留文科大学で地域活性化策を学ぶ学生たちが、都留市や富士山麓電気鉄道と連携し作成したものです。
都留文科大 鈴木健大 教授
「観光客を取り込みたいことと地方鉄道は厳しい状況に置かれている。(その中で)都留市と富士急行の両方のニーズを踏まえて新しくサイクリングコースを作った」
サイクリングマップの製作期間は約7カ月。
観光客の都留市内の回遊率の向上を目指して実地調査でデータを積み上げ、ルート設定にこだわりました
学生 岩本尚也さん
「観光客は河口湖に抜ける人が多く沿線地域に訪れていない。大学生が多いが魅力を知らないのが課題」
学生 西野壱吹さん
「スポットだけに焦点を当てるとただの観光マップになるので、自分たちが走って気持ちの良かった場所などを大事にした」
サイクリングマップは全部で5種類。
英語版も作成し、観光客のニーズに合わせた道やスポットを紹介しています。
都留文科大 鈴木健大 教授
「自転車ならではの景色を感じて欲しい」
学生 西野壱吹さん
「このマップで都留の地域が活性化しさらに盛り上がれば」
サイクリングマップは今後、富士急行線の各駅や都留市内で配布される予定です。