新型コロナとインフルエンザの同時流行 専門家が警鐘 山梨県
新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行に専門家が警鐘を鳴らしています。
山梨大医学部付属病院の井上修医師は、新型コロナ感染拡大の要因の1つに、新しい変異株「JN.1」の県内での感染確認をあげます。「JN.1」の感染力はオミクロン株の約1.3倍。感染時には免疫力が4分の1にまで低下するといいます。
またインフルエンザも新規患者が前週より1.6倍と急増し、年代をみると10代以下が6割を占めています。井上医師は「受験を控える年代の感染が多い。5類に移行してもウイルスの力が弱まったわけではない。必要に応じた対策をしてほしい」と呼びかけています。