「ネットで調べてもわからない」留学生が感じる“住んでみて難しいこと” 山梨・甲府市
甲府市に住む外国人留学生と甲府市長との座談会が24日、開かれました。参加した留学生が感じている「住んでみて難しいこと」とは?
この座談会は市民の意見を施策に反映しようと、甲府市が定期的に行っているものです。今回は市内に住むカナダや中国などからの外国人留学生8人が参加し、日ごろの生活で感じていることを樋口雄一市長に伝えました。
ベトナムからの留学生
「ごみの分別がすごく難しくてたまに何ごみかなとずっと悩んでネットで調べてもわからないこともある」
甲府市ではごみの分別方法について紹介するため、ベトナム語を含む7カ国語に対応した冊子を作成しています。しかし、生ごみやプラごみなどを入れたビニール袋を家の前に置くと、清掃員が回収していくという「ベトナム式」に比べると、ごみの捨て方が複雑で難しいということです。
市の担当者は「意見を寄せてもらえたことは大変ありがたい。分別方法の周知を徹底していきたい」としています。