すし店で食事の19人が集団食中毒「ノロウイルス」検出 3日間の営業停止処分 山梨
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甲府市は19日、甲府市のすし店で食事をした客19人がノロウイルスによる食中毒となり、すし店を3日間の営業停止処分にしたと発表しました。
食中毒が発生したのは甲府市飯田の「すし・うまいもの処 伊津美」です。
市によりますと、2月14日午後7時ごろ、すしや刺身、カキフライなどを食べた29人のうち20~70代の男女19人が、翌15日午前10時ごろから下痢や腹痛、発熱といった症状を相次いで訴えました。
甲府市保健所が調査した結果、複数の患者の便からノロウイルスが検出され、患者グループに共通する原因と考えられる食事が店で提供されたものに限られることなどから、この店の食事を原因とする食中毒と断定しました。
19人は全員、快方に向かっているということです。
市は「すし・うまいもの処 伊津美」を19日から3日間の営業停止処分としました。