県立文学館 江戸時代のこいのぼり飾る 園児の手作りも 山梨県
端午の節句を前に甲府市の県立文学館では江戸時代に作られたこいのぼりなどが飾られていて1日、地元の園児が見学に訪れました。
見学に訪れたのは「くがわしんとく幼稚園」の園児41人です。
県立文学館に入ってすぐ、園児の目を引いたのは全長9メートルの真鯉と4.5メートルの緋鯉の巨大なこいのぼりです。
南アルプス市の井上染物店で江戸時代に作られたものだといいます。
県立文学館では「山梨の伝統文化に触れてほしい」と5年ほど前から毎年、この時期に展示しています。
そして、建物の2階には周辺にある4つの幼稚園の園児が手作りしたこいのぼりが飾られています。
「くがわしんとく幼稚園」では4月中旬から、園児が工作の時間などを使ってこいのぼりを作りました。
ひとりひとりの個性あふれるカラフルな作品に仕上がったということで、見学していた園児は自分で作ったこいのぼりを見つけて喜んでいました。
こいのぼりは6月9日まで展示されます。