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6月の解禁前に 放流用稚アユの出荷はじまる 天敵カワウ駆除の苦労も 山梨県

2024年4月3日 19:11
6月の解禁前に 放流用稚アユの出荷はじまる 天敵カワウ駆除の苦労も 山梨県

6月のアユ釣り解禁を前に3日、河川に放流されるアユの稚魚の出荷が甲斐市で始まりました。

県水産技術センターは県内8つの漁協に向け、毎年約170万匹のアユの稚魚を出荷しています。

初日は都留漁協に300キロが出荷されました。

吉岡キャスター
「見てください、パイプに黒い塊が勢いよく流れていますが、すべてアユの稚魚なんです!」

去年行った実証研究の結果、従来より一回り小さな稚魚を早めに放流したほうが解禁日までに大きく育ち、コストも抑えられることが分かったといい、ことしは一足早い出荷となりました。

また漁協は今後、解禁日まで天敵であるカワウから稚魚を守る取り組みを進めます。

都留漁業協同組合 槙田英男 組合長
「(カワウは)川の中に潜って魚を食べている様子があるので、花火による追い払い、駆除も行っている」

アユの稚魚の出荷作業は解禁目前の5月末まで続けられます。

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