富士山 登山規制から1か月 夜間の登山者は4分の1に激減 “弾丸”抑制に効果 山梨県
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1日で富士山の山開きから1か月がたちました。
今年から導入した5合目の登山規制で夜間の登山者は去年の同じ時期の4分の1に減少し、弾丸登山の抑制に効果が現れています。
山開きから1か月の1日、この日も富士山5合目は多くの登山者でにぎわっていました。
6合目の通過者を数えている富士吉田市によりますと、1か月間の登山者数は去年の同じ時期より1万1605人少ない5万8925人と16%減少しました。
登山者数の上限となる1日4000人を超えた日はなく、弾丸登山が想定される時間帯の通過者も去年より76%減少していて、県や市は今年から導入した5合目の登山規制の効果が要因とみています。
ただ、8月のお盆休みは混雑が懸念されるため、指導員を増やして対応するとしています。
一方、5合目ではごみの放置が後を絶ちません。
5合目のトイレ前では1日も多くのごみが放置されていました。
県は富士山では原則、ごみを持ち帰るよう呼びかけていますが、外国人登山者を中心に認知が進んでいないということで、担当者はルールの周知が課題だと話しています。