オリンピアンが経験語る 中学校でオリンピック教室 競技の楽しさ生徒が体験 山梨・富士吉田市
富士吉田市の吉田中学校で12日、オリンピアンが中学生に自身の経験を伝える授業が行われ、長野五輪で入賞した荻原次晴さんが自らの経験を語りました。
この「オリンピック教室」はJOCが開いたもので、ノルディックスキー複合の元日本代表で、長野五輪の個人と団体で入賞した荻原次晴さんが講師を務めました。
教室では足にモップをつけた生徒がノルディックスキーの動きを真似しながらリレー形式で順位を競い、競技の楽しさや奥深さを体験しました。
このほか、荻原さんによる講演も行われ、双子の兄・健司さんと比べられることが自身のモチベーションになったことなどを語りました。
授業を受けた生徒は
「オリンピックに出場している人が話すことは身近ではないので勉強になった」「みんなで一緒に滑って楽しかった」「トップクラスの人の話を聞けたのでいい時間になった」
富士吉田市は「オリンピアンから学んだことを日常生活に活かしてほしい」としています。