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インフルエンザ 甲府市と中北地域で今季初「警報レベル」 山梨県

2023年11月2日 20:31
インフルエンザ 甲府市と中北地域で今季初「警報レベル」 山梨県
インフルエンザウイルス

インフルエンザが甲府市と中北地域の2つの地域で今季初めての警報レベル入りしました。11月での警報入りは史上最速です。

県によりますと、10月29日までの1週間で県内41の定点医療機関で確認されたインフルエンザ患者は1212人で、今季初めて1000人を超えました。前週から460人増加しています。

1医療機関当たりの感染者数を保健所別にみると、甲府市と中北で30人を超え、今季初めての警報レベル入りしました。また、富士・東部と峡東の保健所管内で10人を超える注意報レベルとなっていて、県内全域で感染が広まっています。

県教育委員会によりますと、休校や学年閉鎖を含む閉鎖措置を行っている県内の公立学校は2日だけで27校に上り、先週の木曜日から2倍以上に増加しています。

警報入りした中北地域のクリニックや医院では発熱患者が殺到しています。昭和町のクリニックでは、数日分の予約はすぐに埋まってしまい、当日の受付の診察も1時間以上待つ状況だといいます。

3日からは3連休に突入し、多くの病院が休診日となります。インフルエンザが疑われる場合は、県や甲府市が設置する受診相談センターに相談、小児の場合は小児初期救急医療センターなどに相談してほしいということです。またポータルサイト「やまなし医療ネット」を活用して、休日の当番医を把握しておくことも重要だということです。

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