北杜市の基準超える産業廃棄物保管問題 県の対応検証する調査委員会 山梨県
北杜市内に基準を超える産業廃棄物が保管されている問題を受け、27日、県の対応を検証する調査委員会が開かれました。
この問題は南アルプス市の解体業者が基準量を超える産廃を北杜市内に保管しているもので、県は2019年に違反状態を把握し、業者に指導をしてきたものの、持続的な是正がされませんでした。
県は20日に業務改善命令を出しましたが、基準量を超える産廃は山積みのままで、委員会は県の一連の対応が適正だったのか検証します。
委員は大学教授や元警察官など5人で、冒頭以外を非公開で開催。委員からは庁内の情報共有に課題を指摘する声があったということです。
委員会は次回、12月21日に県の担当部署に聞き取りなどを行う予定で、年度内に報告書をまとめる方針です。