ハギトモ「本当の強さ知って」自作の絵本を小学校に寄贈 シドニー五輪代表 山梨県
甲府市出身のオリンピアン・萩原智子さんが9日、自身の競技経験を生かして制作した絵本を県内の小学校に贈りました。
萩原さんが絵本に込めた「本当の強さ」とは。
“ハギトモ”の愛称で知られる萩原智子さんは甲府市出身で、シドニー五輪の競泳女子日本代表です。
萩原さんは9日、出版社の担当者らとともに県教育委員会を訪れ、初めてストーリーを担当した絵本「ペンギンゆうゆよるのすいえいたいかい」を寄贈しました。
主人公のペンギン・ゆうゆは、憧れでありライバルでもあるテンテンと水泳大会で対戦。
大会を通じて切磋琢磨し、勝敗よりも大切なものを見つけるというストーリーです。
萩原さん自身の競技経験が盛り込まれているといいます。
甲府市出身 萩原智子さん
「本当に強くて優しい人はどんな結果であっても相手をたたえ、認めてくれる人。本当の優しさや本当の強さってなんだろうと考えるきっかけになればうれしい」
寄贈された絵本は週開けにも県内の全小学校、188校に届けられるということです。