不登校生徒を後押し 県教委が高校受験の特別入試を実施へ 山梨県
県教育委員会は不登校の生徒が高校入試を受験する際、中学校の内申点に左右されない特別な入試を実施することを決めました。
県教委によりますと、特別入試の対象となるのは中学3年生時に長期欠席した生徒です。
特別入試は後期入試に合わせて実施され学力検査と個人面接で合格者数人を決定します。
現在の入試は5教科のテストと中学校が作成する調査書が評価の対象ですが、学校に行けないことで学校生活の評価が低くなり、受験に不利な状況となっていました。
県教委は「受験をきっかけに不登校の生徒が新たな生活を始める後押しにしてほしい」と話しています。