台風10号 本州直撃のおそれ 県内は週明けから大雨の可能性「最新情報の確認を」山梨県
日本の南の海上にある台風10号は来週、本州を直撃するおそれがあります。県内では週明けから大雨となる可能性があり、気象台が今後の進路に注意するよう呼びかけています。
22日に日本のはるか南の海上で発生した台風10号はゆっくりとしたスピードで北上していて、強い勢力を保ったまま日本列島に近づいています。
台風の接近を受け、甲府地方気象台は23日、自治体の職員や報道陣向けの説明会を開きました。
それによりますと、県内では台風が近づく前の週明け26日から大雨となる可能性があるとしました。
一方、太平洋高気圧の勢力が変われば進路が大きく変わる可能性もあるとして、今後の台風情報に注意してほしいと呼びかけました。
甲府地方気象台 松本守 観測予報管理官
「太平洋高気圧が強まりと弱まりを繰り返しているところ。台風の予報円はまだ大きい、予想も変わる。最新の情報を確認してほしい」
気象台は台風の進路によっては山梨が暴風域に入る可能性もあるとして、事前の準備を進めてほしいとしています。