試験官に勝てば女性初のプロ棋士に 西山女流三冠「編入試験」最終局 得意の戦法「三間飛車」で臨む 大阪
勝てば女性初のプロ棋士に。
将棋の西山朋佳 女流三冠の「編入試験」の最終局が、大阪府高槻市の関西将棋会館で行われています。
22日午前10時前、西山朋佳 女流三冠は一礼をして、対局室に入りました。
将棋のプロ棋士になるための「編入試験」は、プロとの対局で好成績を収めるなどした女流棋士やアマチュアが受験資格を得られ、若手棋士5人と対局し、3勝すれば合格します。
西山女流三冠はこれまで2勝2敗で、きょうの最終第5局で、試験官の柵木幹太 四段に勝てば、女性初のプロ棋士となります。
対局は午前10時に始まり、後手の西山女流三冠は、得意の「三間飛車」という戦法で臨んでいます。持ち時間は1人3時間で、決着は夕方ごろの見通しです。
最終更新日:2025年1月22日 11:59