ウーバーイーツをロボットが配達 大阪で開始へ 信号も障害物もクリア…人手不足もクリアできる?
「ウーバーイーツ」は、あす14日から、ロボットによる配達サービスを大阪市内の一部エリアで開始します。
山本真帆 記者
「青信号になりました。ロボットが出発しました」
ついにロボットが配達員に!?
13日、「ウーバーイーツ」が発表したのは、14日から大阪市内で始まる自律走行ロボットによる配達サービスについてです。
今年3月に導入された東京都の一部地域に次いで2例目になります。大阪駅周辺の5店舗の商品を配達し、東京では行っていなかった夜間の配達も初めて行われます。
その仕組みはこうです。
まずは、これまでの配達と同じようにアプリで商品を注文。ロボットは拠点となる場所から飲食店へ出発します。
しかし、その道中にはさまざまなミッションが!
現れたのは…信号!
山本真帆 記者
「赤信号になりました。きちんと止まっていますね」
横断歩道の手前になると、自動で停止。進むかどうかの判断は、搭載されたカメラで映像を確認しているオペレーターが行います。
山本真帆 記者
「青信号になりました。ロボットが出発しました」
デリバリーロボットの最高時速は5.4キロメートル。
歩行者や障害物を回避できるのか…。道をふさいでみると…。
山本真帆記者
「人を認知して止まってくれました」
搭載されているセンサーが歩行者や障害物を検知し、自動で停止したり、う回したりしながら走行します。
山本真帆 記者
「無事、カレー屋さんに到着です」
無事に商品を受け取り、いざ出発!
しかし、注文した人の元へ届くまでには、こんな心配も…
山本真帆 記者
「無人なので、盗まれないかどうか検証します。かなりの力で引っ張っていますが、開かないので盗まれることはなさそうです」
盗難防止のため、走行中はしっかり施錠。注文した人がアプリでロックを解除しないと開けられない仕組みです。
Uber Eats Japan(ウーバーイーツジャパン)中川晋太郎 代表
「“配送の人手不足”を補完する存在として、このデリバリーロボットは今後、ますます重要性を増していくと考えている」
デリバリーロボットは、人手不足の救世主になれるのでしょうか。
人とロボットが共存する未来とは。