「通電火災」に気をつけて!神戸市消防局が公開実験 阪神・淡路大震災で出火原因の約6割占める
阪神・淡路大震災で出火原因の約6割を占めた「通電火災」について知ってもらおうと、神戸市消防局が13日、公開実験を行いました。
グラウンドに設置された4畳半の家屋。地震によって電気が止まり、家具が倒れるなどした室内が再現されています。
電気が復旧し、再び家電が動き出すと…洗濯物からは火の手が。約3分後には、全体に燃え移りました。
停電から電気が復旧した際に、家電や傷ついた電気コードから出火するこの現象は「通電火災」と呼ばれ、阪神・淡路大震災の際には、原因が判明している火災のうち約6割を占めていたということです。
消防局予防部 吉田大輝さん
「避難していたり、自分が知らないうちに火災になることも過去にはありました。事前に家具の転倒防止や感震ブレーカーの設置を検討頂ければと思います」