【速報】「朝起きるのが辛かった」遅刻早退・虚偽残業で約22万円不正受給 和歌山県立医大の職員処分
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和歌山県立医大は1日、医学部の女性職員(47)に対して、給料の10分の1を3か月、減給する懲戒処分を発表しました。
この職員は、去年の7月から今年5月まで、合計約45時間ぶんの遅刻早退を繰り返し行い、給料約5万円を不正受給したとされています。また、実際は残業をしていないにもかかわらず、約126時間の残業を申請して、残業手当約17万円を不正受給したということです。
今回の不祥事に関しては、大学側に匿名で、この職員について「勤務時間の不正行為をやっています」と通報が来て発覚、判明したということです。
職員は「申し訳ないことをした」と認めていて、遅刻の理由として「朝起きるのがつらかった」「通勤が、学生の通学ラッシュと重なっていて、ラッシュの時間帯を避けていた」などと述べていたということです。また早退に関しては、昼の休憩時間を取れていなかった場合があったことから、自身の判断で終業時刻を繰り上げていたということです。
また残業を虚偽に報告したことについては、「職員に採用された当初、サービス残業をしていたことから、その分を取り返すために過大に申告してもよいのではと判断した」ということです。
大学は「今回の不祥事は、法規を遵守し、適正な医務処理を行うべき大学職員として不適正な行為であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後二度とこのようなことが起こらないよう、よりいっそう職員に対する指導監督に努めてまいります」とコメントしています。