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「福島の復興」テーマに復興庁の職員が大阪の中学校で特別授業 東日本大震災の教訓を語り継ぐため

2024年10月8日 18:53
「福島の復興」テーマに復興庁の職員が大阪の中学校で特別授業 東日本大震災の教訓を語り継ぐため

 東日本大震災の教訓を語り継ぐために、8日、大阪市内の中学校で復興庁の職員が特別授業を行いました。

 8日、大阪市平野区の大教大付属平野中学校では、復興庁の現職の職員らが「福島の復興」をテーマに、東日本大震災からの復興状況や、現在抱えている課題などについて特別授業を行いました。

 グループワークでは、生徒たちが職員の話から学んだことや、震災の教訓を風化させないために自分たちにできることはないかなどについて議論し、 グループごとに発表を行いました。

 中学2年生
「(復興の現状をどう伝えるか)SNSとかの方が若者見るくない?」
「見るなぁ」
「今はまだ福島を危険と思う人がたくさんいるので、僕も初めはそう思っていました。(復興の)動画を見て警戒心が解けましたので、より多くの人がそうなるようにしたいです」
「(震災から)13年たっても直っていない現状を知ってもらうことで、より興味がわく感じのポスターを作ったらいいと思いました」

 復興庁が行う特別授業は、来年の3月まで全国の14か所の中学校や高校で実施されるということです。

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